第13回さいたま市民政策勉強会「Oneさいたまの会」は2018年12月19日(水)に埼玉県さいたま市南区の武蔵浦和コミュニティセンター第6集会室で開催されました。
「Oneさいたまの会」では毎回参加者に名札が作られます。今回はクリスマスです。トナカイがサンタクロースの乗ったそりをひいています。過去にはカタツムリや向日葵の名札がありました。第11回はハロウィン。第12回は栗、柿、芋と秋の味覚でした。
今回も、さいたま市議会の常任委員会の担当範囲別にグループを分けて、議論しました。保健福祉のグループでは以下の意見が出ました。

縦割り行政になっており、一気通貫に行われていない。医療、福祉、保健所などバラバラである。子ども、高齢者、妊婦など横串で対応できないか。市民のニーズは様々であり、オーダーメイドで対応できないか。たらい回しは許せない。
生活においては雇用の問題も大きい。ワンストップでできないか。
相談に行ってから動き出すのではなく、困っている人をキャッチし、行政から先回りできないか。公務員が役所に座って窓口対応していることは福祉ではない。申請主義では知識がない人は埋もれてしまう。

さいたま市立大学医学部を作ろう。福祉系の大学として、浦和大学がある。
医学部を作るためには大学病院が必要になる。しかし、医者が足りないから医学部を作ろうとしているのに、医者を揃えた病院が必要とは矛盾している。既存の病院とコラボして大学病院扱いとできないか。
医学部新設に医師会が反対している。供給過剰を恐れているとされるが、現場は過重労働に苦しんでいる。矛盾している。
大病院ができることに医師会が反対する理由は患者が取られることよりも、医者が取られること。
先端医療の研究をする。神戸市はポートアイランドで先端医療技術の研究開発拠点を整備し、産学官連携により、21世紀の成長産業である医療関連企業の集積を図る「神戸医療産業都市」を推進している。
羽田空港の対岸の川崎市川崎区殿町地区には、ライフサイエンス・環境分野のオープンイノベーション拠点「KING SKYFRONT」がある。
さいたま市も高田製薬が2016年に本社を台東区から南区沼影に移転した。

さいたま市は人口に対して医師の数が少ない。
※日本医師会の地域医療情報システムによると、人口10万人あたりの医師人員数は全国平均233.85に対して、さいたま医療圏は174.29。
http://jmap.jp/cities/detail/medical_area/1104
さいたま市民は東京の大病院に行っているのではないか。少ないことが悪いとは必ずしも言えないのではないか。さいたま市に大病院がないから東京に行く。さいたま市に大病院があれば通いたい。電車に乗って病院に通うことは心配。

保健福祉分野は予算枠が大きく、人も多いにもかかわらず、暗い。区によってサービス水準が異なる。必要な施設が自分の区にない。施設の立地が偏っている。通えない場所にある。
近くに施設がなく、バスで通っている。市の課長が「新しい建物を作ってはいけない」と話す。何も知らない人が課長をしている。
補助金の仕組みが利用しにくい。ある程度の規模がないと助成できない。設備投資が必要。
資金の問題は大きい。株式会社は福祉業界に参入しても簡単に撤退しがちである。補助金頼みの経営は続かない。医療や福祉は採算が合わないから止めるという訳にはいかない。

福祉分野は他業種と比べて収入が低い。訪問介護の仕事で一家の生計を支えられない。
看護師は人材バンクに登録して、良い条件の職場に流動している。そのような流動性が福祉分野では乏しい。
最低賃金が東京都や神奈川県よりも低い。働く人は東京に行ってしまう。

同行支援のガイドは絶対数が不足している。定年による引退で去年から今年にかけて同行支援のガイドが減った。
大学生に奨学金を出し、空き家を住まいとして提供し、同行支援などの活動で返済することはどうか。
人生百年時代と言われる。定年制を取っ払ってもいいのではないか。人生百年時代となれば一社だけで終身雇用はありえない。さいたま市立大学で再勉強することは良い。

群馬県の前橋と高崎は浦和と大宮に似ている。高崎駅は大宮駅のミニチュア感がある。
北関東や新潟、東北から東京に電車で来る場合、ほとんどが大宮を通る。この利点を活かしたい。

次回以降も、さいたま市議会の常任委員会別にグループを作って議論します。日程は以下です。
第14回、2019年1月16日(水)午後7時から9時まで、武蔵浦和コミュニティセンター第8集会室
第15回、2019年2月16日(土)午後6時から浦和コミュニティセンター
第15回は久しぶりに浦和コミュニティセンターです。終了後に懇親会を予定しています。
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